小学校から中学校に入学進学すると、子供の環境や親の環境もガラッと変わります。
学習面や学校生活面、部活動も始まり、周りの友達も変化していきます。
大人への道の第一歩、中学1年生の時期は
「中1の壁」なる壁も存在しているのをご存知ですか?
中1の壁っていったい何でしょう?
中学1年生が迎えるかもしれない中1の壁とは
小学校から中学校に進級。小学生から中学生になった特に中学1年生の時期は、小学校と中学校の学習環境や生活環境、友人関係などが大きく変化し、
その変化によって勉強についていけなくなったり、人間関係がうまくいかなかったりしやすい時期。
それによって、不登校になったりいじめに発展してしまったりする問題の事を言います。
実際に、私の娘も現在中学1年生なんですが、娘の学校にも不登校の中学生がたくさんいるとの事。
では、この中1の壁の対処方法はあるのでしょうか?
中学1年生の環境変化にあせりはNGです
学習環境が変わり、先生達も変わり、まわりの友人関係、部活動と全てが大きく変化する中学1年の初めの時期は、
やはり、小学校時代の頃からの違いで、まわりと比べてあせってしまったり、無理に周りに合わせようと頑張りすぎて心が疲れやすい時期。
さらに部活動などで今までと違い体力も消耗しやすい時期でもあります。
「今までと違ってあたりまえ、まわりと違ってあたりまえ」
と軽い気持ちで中学校生活を送りましょう。
親にとってもまわりの子と自分の子との違い、不安になりやすい時期でもあります。
でも環境変化に戸惑っているのは、一番は主役の子供たちなんです。
親もあせらず、少しみまもっておく事が大事です。
中学1年生の勉強
小学生の時期の勉強と比べ、中学生の勉強は内容自体が難しくなってくるというだけではなく、
- 定期テスト
- テスト結果
- 成績表
この結果が全てという厳しい時代に突入します。
今は、昔と違ってテスト結果の順位を最後まで掲示するという事はないところも多いですが、それでも、テストの点数や成績を周りの友達と比べて
良いも悪いも自分で自分の実力を実感する時期です。
中学生からは「結果が全て」というのは逃げられないのが現実ですが、
そういう「結果を出す為に頑張る事が必要」という考え方は大人になるためには大切な事です。
自分の勉強の実力を伸ばすためには何が必要か、どうすればよいのか、を考えて
少しづつでも学習時間を習慣にする事を心掛けていきましょう。
親にとっても、子供のテスト結果や周りの子との実力の違いに目が行きやすい時期です。
中学生は、高校受験という厳しい受験戦争も乗り越えなきゃいけない時期ですが、
「勉強しなさい」
というのは簡単ですが、中学1年生の時期は、高校受験や何故勉強しないといけないのかさえピンときていない子がほとんどです。
少しづつ一緒に勉強について子供を話し合ったりする時間をつくるようにしましょう。
中学1年生の部活動
小学校生活とは違い、中学校には部活動があります。
運動部や文化部などいろいろな部活がありますが、
運動部は、ほぼ毎日練習があり日々の部活で体力も消耗してしまいます。
体力を使うだけではありません。
今まで小学校6年生という高学年のお姉ちゃん、お兄ちゃんだったのが一転、中学校では一番下の肩身が狭い地位になり、先輩後輩関係も今まで味わったことのない人間関係も出てきます。
毎日の部活動で、体力も精神もクタクタになりやすいので、
家に帰ったらリフレッシュする時間を作るなど、疲れやストレスを発散する事をみつけましょう。
ただ、部活動をしていると帰宅時間が遅くなり生活のリズムがずれてしまい、
帰宅したらすぐに宿題、自主学習時間なども取り入れなければいけないので、きちんと時間管理をして部活と勉強の両立ができるように心がけましょう。